キャバ嬢の世界は華やかで給料も良い。確かにそうですけど、中には夜の世界だからこその恐ろしい闇が・・・。
この記事ではあたしが知人のキャバ嬢に実際に聞いたキャバクラの世界の闇エピソードを紹介していきます。
キャバクラの闇①『給料のピンハネ』
まずは給料ピンハネ事件から。キャバ嬢の仕事は給料も良いですが、ノルマや罰金があるお店も珍しくないから月収は毎月結構違うもの。完全出来高制なので出勤日数が少なければ給料が減るのは当たり前ですけど、中にはちゃんと働いたのに給料がもらえないことも?
知人キャバ嬢の体験談
仲の良いキャバ嬢のMちゃんに聞いた話。
Mちゃんはミナミでキャバ嬢として働いていた時、それなりに人気を持っていて上から3、4番あたりをうろうろしてた感じ。Mちゃんの働いてるキャバクラは週払いで、その日は給料日だったそうなんです。
その週Mちゃんはかなり仕事を頑張ってて、それなりに指名数も稼いでたから多いんだろうな〜って期待してました。でも現金手渡しで給料袋をもらってびっくり!思っていた給料の半分くらいしかないんです。
すぐにMちゃんは店長に「お金足りてないです!」って言いに行きました。
でも店長は「これで合ってるよ。それとも足りてない証拠でもあるの?」って・・・確かにMちゃん、ちゃんと働いた日数とか指名やドリンクのバックとかをちゃんと計算してたわけじゃないんです。ただだいたいこれくらいってだけで。
でも罰金になるようなことは何もしていないし、明らかに足りてないし。Mちゃんはこの時思ったんだそうです。「あ、ピンハネしても大丈夫だってなめられてるな」って。
結局その場では泣き寝入りしたそう・・・。
予防策
Mちゃんはピンハネ事件があったそのお店はすぐに辞めてました。
そんなMちゃん、それ以降予防策として手帳にお客さんの情報をメモするのと同じように、指名やドリンクまできっちり書き込むようにしたんだそうです。ボトルの銘柄まで全部。そしたらちゃんと給料が合ってない証拠を出せますよね。
それから働き出したお店ではちゃんと給料が払われているらしいです。そもそもピンハネしてくるお店自体が問題なんですけどね!(怒)
予防策をまとめるとこうなります。
自分の売り上げをしっかりメモしておく
罰金があった時もちゃんと記録する
明らかなピンハネをされたらお店を変えることも考える
キャバクラの闇②『ホスラブ鬱』
「ホスラブ鬱」、夜の仕事をしている人以外にとっては馴染みないかもしれませんが、キャバ嬢・ホストご用達の掲示板「ホストラブ」が原因の鬱病だから、「ホスラブ鬱」。掲示板は元は情報交換の為に作られたらしいんですけど、まあ若いホストやキャバ嬢が集まれば、悪口だって出ますよね。
そんなホストラブでめちゃくちゃ悪口を言われたり、どこで調べたのか学生時代のこと書かれてたり。
しかも誰が書いてるかわからないけど、自分を知ってるキャバ嬢かホストの誰かが書いてる可能性が高いから人間不信にもなります・・・。
知人キャバ嬢の体験談
あたしがミナミで働いていた時の先輩キャバ嬢Rさん。あたしが新人の頃キャバ嬢の接客よく教えてくれてた優しい先輩だったんですけど、ある日を境に控え室でもずっとスマホを見るようになっちゃってたんです。最初は対して気にしてなかったんですけど、しばらくしてとうとうお店を辞めちゃって。
そしたらそのことを聞いた別の先輩キャバ嬢が「やっと辞めたわあのブス」とか、悪口のオンパレード。
後から聞いた話、Rさん他の先輩キャバ嬢のお客さんに気に入られたのをきっかけに、ホスラブでRさんの悪口をあることないこと書かれてて。それがだんだん怖くなって、とうとうホスラブ鬱になって家を出られなくなって辞めちゃったんだそうです。
予防策
SNSが主流の今も、ホストラブはたくさんのホストやキャバ嬢、そしてキャバクラに通うお客さんも見ている人が多いんです。一大勢力ですね。そんなホスラブ鬱にならない為の予防策はこのような感じですね。
ホスラブを見ないようにする
見ても気にしない強い精神力を持つ
めちゃくちゃ難しいですけど、これに限りますよね。あとは噂が立つようなことはしないとか。でもRさんみたいに嫉妬で書かれることもあるので、やっぱり見ないのが一番ですね・・・
キャバクラの闇③『ホスト狂い』
キャバクラの男性版がホストクラブ。ホストクラブの料金ってバカにならないから、高収入のキャバ嬢も立派な客層なんですよね。
女性がホストにハマるように、時にはキャバ嬢もホストクラブにハマってしまうもの。そんなキャバ嬢のホスト狂いはかなり恐ろしいんです・・・。
知人キャバ嬢の体験談
あたしとほぼ同時期にキャバ嬢になった友達の元キャバ嬢Aちゃん。お互いそれなりに稼げるようになってきて、普通に昼の仕事をしている人の月収なんて余裕で超えるようになった時にその事件は起きました。
Aちゃんとあたしで、ほぼ興味本位で近くのホストに行ったんです。
確かに楽しかったんですけど、Aちゃんはホストにドハマりしっちゃってて。それからあたしはたまに飲み会感覚で行くくらいだけど、Aちゃんはすごく頻繁に通ってる様子。
あたしが「エステ行こ!」って誘っても「ごめん、今節約してるから」って断られることが多くなっていきました。気がつけばAちゃんのシフトがだんだん減ってきてて、気になってAちゃんを問い詰めたら「彼氏の為にデリヘルでも働くようになった」とか。
その彼氏っていうのもホストで、お店か、外で会っても週に1回あるかないか。それを聞いて「あ、これ騙されてるな」って思いました。
でもAちゃんは聞く耳持ってくれないし「彼氏のこと悪く言わんといて!」って怒り出して。
キャバクラのシフトもそのまま減っていって、ついにAちゃんは辞めちゃいました。今もどこかの風俗で働いてるんでしょうか・・・。
予防策
ホストにハマるキャバ嬢、実際めちゃくちゃ多いんですよねー。まあその逆もよくあるんですけど。
特に精神的に辛い時にホストに行ったら、慰められて余計にハマっちゃう、みたいな。そんなホストにハマらない為の予防策はこれかな。
ホストは遊びだと思う
月に使う金額を決めておく
キャバ嬢はお店の中では商品。お客さんと仲良くおしゃべりをしますよね。ホストも性別が変わっただけで同じこと!そう思い込んでおけば、お店の商品を買うのと同じことです。
とはいえ、ハマっちゃえば月に使う金額もだんだん増えてしまいそう。ホスト遊びはほどほどに!
番外編『キャバ嬢が巻き込まれた事件』
時にはニュースを騒がせるような事件に発展することまで。2018年、大阪で20代の女性が遺体で発見される事件が起きました。その被害者がキャバ嬢をしていた小西優香さん。
時にはこんな恐ろしい事件にも繋がることもあるので、注意が必要ですね。
小西優香さんの事件
2018年8月、権現ダムで小西優香さんの遺体が見つかりました。小西優香さんの遺体の痕跡から犯人である2人の男性・森翔馬と稲岡和彦が逮捕されました。ですが現在も遺棄は否認している上、明確な動機も判明していません。
キャバクラのお客さんだったのか、小西優香さん本人の知り合いだったのかは定かにはなっていませんが、近くで働くキャバ嬢が殺されたという事件は当時かなり怖かったです。実際私が働くキャバクラでも、警備が厳しくなって、帰りの送迎しっかりつけられるようになりました。
夜の世界になると、色々こわいものもつきまとってきますね・・・。どこで働くかを慎重に選ばなきゃって思いますよねぇー。
それに関連して体験入店の重要性も分かってくると思います!よかったらこっちのページもチェックしてみてください!